気密性・断熱性の大切さについて、
お話させてください。
南海不動産が目指す「一生」幸せな家づくりとは、
目先のメリットを追うのではなく、40年、50年、その先まで見すえて建てること。
そのために重視している性能が、気密性・断熱性です。
家を断熱材で包み込んで断熱性を高めるとともに、隙間を作らず気密性を向上。
長く住むほどに、さまざまな住み心地に大きな差が出てきます。
そもそも気密性、断熱性って何?
冬場のジャケットに例えると、断熱性は素材がダウンかウールかコットンか?
気密性は胸元や首元がファスナーかボタンか羽織るだけか?の違いです。
つまり、ダウンジャケットのように家の外皮に断熱材で空気層をつくり、室内の熱を逃げないようにするのが断熱性。
ファスナーのように隙間なく密閉して、温まった空気が外に漏れないようにするのが気密性です。
夏の場合は保冷バッグをイメージすると分かりやすいと思います。
なお、断熱性を測る単位にはQ値とUA値があり、熱の逃げる量を表します。
気密性を測る単位にはC値があり、隙間の大きさを表します。いずれも、数値が小さいほど高性能です。
- Q値
- 外壁・天井・床・窓などの面から逃げる熱と換気によって逃げる熱を合計し、延床面積で割って計算します。Q値(熱損失係数)=家全体から逃げる熱量(W/K)/床面積(㎡)
- UA値
- 換気を含まず、外壁・天井・床・窓などの面を通って外へ逃げる熱を外皮面積全体で割った値です。UA値(外皮平均熱貫流率)=家全体から逃げる熱量(W/K)/外皮面積(㎡)
- C値
- 延床面積あたりの隙間量(c㎡/㎡)。延床面積100㎡の家でC値が4c㎡/㎡の場合、20cm四方の穴が空いていることになります。C値(相当隙間面積)=家全体の隙間の合計(c㎡)/建物の延床面積(㎡)
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気密性・断熱性の高い
「ユアネスト」高性能な断熱材などの採用によって、
壁や窓から熱が入りにくく逃げにくい。 -
気密性・断熱性の低い
従来の家断熱材やサッシの性能が劣る。
冷暖房しても、外気温の影響を受けやすい。
高気密・高断熱のメリット
気密性・断熱性を向上することによって、
居室間の温度差や部屋の上下に温度ムラの少ない環境を保つことができます。
吹抜けや広い部屋でも快適なのはもちろん、身体に負担が少なく健康長寿につながります。
また、冷暖房費が安くなって家計の負担も軽減。
CO2排出量も抑え、子どもたちの健やかな未来にも貢献します。
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快 適
床、2階、窓際などの
温度ムラが少なく快適。
大きな窓・高い天井など
設計の自由度も
アップします。 -
健康・長寿
万病の元とされる
「冷え」を抑え、
夏には熱中症の、
冬にはヒートショックの
予防にもつながります。 -
省エネ・節約
建築費などの初期費用が
増えたとしても、
光熱費の削減で
長い目で見ればお得。
医療費や介護費の低減にも。 -
CO2削減
エアコンの効率が
上がることでCO2の
排出量もカット。
地球温暖化対策の
一助にもなります。
長く住むほどメリットが増大!
たとえば夏、エアコンの効きがいい。
冬、ぐっすり眠れて目覚めもいい。
そんな毎日の住み心地が何年も何十年も、
ご家族の成長や人生の充実を支えると考えたら…
今だけでなく、未来のお客さまと向き合って家づくりをするのが私たちの務めです。
だから私たちは、
高気密・高断熱の家を
おすすめします。